自動車、家電製品の省エネルギー化や軽量・小型化が進み、使われている機構部品の加工面品位向上に対する要求が高まっています。これら機構部品の両面研削には従来レジンボンドホイールが多く使われていますが、当社は加工面品位の更なる向上に応えるホイールとして、MBスパークを開発しました。MBスパークは放電ツルーイングとの組み合わせで、レジンボンドホイールに比べツルーイングインターバルが大幅に向上し、両頭平面研削の世界を変えます。
■MBスパークは放電ツルーイングに適した低融点の特殊メタルボンドを用いているため、機上で短時間に高精度なツルーイングができ、作業時間を大幅に短縮できます。 ■微細砥粒を使ったMBスパークの場合、さらにこの効果は発揮されます。高い平坦度が短時間で得られ、高精度・高品位な加工を容易に行うことができます。
MBスパークは従来のレジンボンドホイールに比べホイール摩耗が少なく、砥粒層の平面度維持性が良好。このため、ツルーイングインターバルを画期的に延ばすことができます。自動化のラインに適したホイールです。
MBスパークは両頭平面研削加工に適した高剛性特殊メタルボンドを用いたホイールで、高い砥粒保持力と放電ツルーイングによる良好な砥面の維持性から、優れた切れ味を実現します。 この結果、従来より高い条件での加工を実現し、加工能率の向上が可能です。