研究開発

「切れ味」と「切粉の排出性」を改善する高能率電着ホイール 微細スリット電着ホイール

従来の電着ホイールは、固着される砥粒数が多く制御できない為、加工の進行に伴い作用砥粒数が増加し、「切れ味」と「切粉の排出性」が急激に劣化する欠点がありました。
この欠点を改善すべく、電着時の微細マスキングによるスリット形成技術の開発を進めており、作用砥粒数を任意に制御することが可能になりました。

微細スリット電着ホイール

特徴

・被削材の特性に応じ最適な作用砥粒数が設定できるので、切れ味の劣化を
 低減できます。

・切粉の排出性が改善される。(微細なスリットにより)

・総形形状にも適用可能です。

微細スリット電着ホイール

微細スリット電着ホイール品の適用例

仕様

・砥粒固着面積 :任意に設定可能(50%~80%)

・砥 種    :ダイヤモンド,CBN

・粒度     :#80 ~ 325

・ホイールサイズ:外径φ40~300mm × 幅5~100mm

・砥粒層形状  :ストレート形状,総形形状

用途例

・磁性材料の研削加工事例(従来電着品との比較)

耐熱合金の研削加工事例(従来電着品との比較)

※従来電着品は、切粉による目づまりによって研削焼けが発生し、加工継続が不能となった。対して、微細スリット電着は、切粉による目づまりなく安定した研削抵抗(切れ味)を示し、加工が成立した。