住友電工ハードメタルの営業拠点に駐在し、アライドマテリアル及び住友電工ハードメタルの工具拡販が主な業務です。現在はデトロイト地区に集まる米系自動車メーカーに対する切削工具拡販、現地営業マンへの技術サポート業務に取り組んでいます。最近は新規ラインで用いる切削工具を丸ごと請け負う大型プロジェクトにも力を入れており、場合によっては他社製品の取り扱いをするなど、総合的な工具知識を求められる場面が増えつつあります。
お客様自身の知識や経験は、アメリカに比べ日本のほうが高いと感じます。日本のものづくり現場では、様々な工程を一人の担当者で進めていくことが多く、工具に詳しい人も多いと思います。
一方アメリカでは「餅は餅屋」という考え方が一般的で、各自の得意分野以外の領域は完全に素人という人が多い印象です。その考え方の違いは、日本とアメリカで売れる製品の違いにも現れています。我々駐在員は、ただ製品を売るだけで無くそうした違いを「マーケター」として日本の工場に正確に伝え、製品開発に役立てることも大切な仕事の一つだと考えています。
アメリカに長く駐在できれば良いと思っています。また、今後英語を使った仕事ができる国に赴任する機会を与えられるなら、是非挑戦したいと考えています。
今より高いレベルの仕事をするためには、語学力の向上は避けて通れないと思っています。これは永遠のテーマだと思いますが、欲を言えば第三外国語の習得にも挑戦してみたいと密かに考えています。そうすることで、自分と当社のビジネスの可能性はもっと広がるはずです。
アライドマテリアルでは、これから海外拠点の重要度は高まるばかりです。入社時に英語の話せなかった私が何とかアメリカで仕事をこなしているように、海外で挑戦したい皆さんのことを会社はしっかりバックアップしてくれますので安心してください。
アメリカをはじめ、中国・ASEAN諸国など、海外で若い皆様のチャレンジを応援しています。