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内視鏡検査とヒートシンクの役割

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ヒートシンク/ 2018/07/27

皆さんは"内視鏡検査"を受けたことはありますか。 小さなカメラ付きの細いチューブを口から入れて、胃や腸を検査する、見るからに痛そうなあの検査です。 今回は、内視鏡検査が大事な理由、その検査用の機械に"ヒートシンク"が必要な理由についてお話しします。

1.内視鏡検査ってなんで必要なの?

内視鏡検査ってなんで必要なの?
チューブについた小型カメラ(内視鏡)を用い、食道、胃、大腸などを直接観察することにより、一般健診では診断できない病気の発見をすることができます。 例えば、胃がん、食道がん、大腸がんなどの重大な病気を発見し、早期に治療を始めることができます。
少し痛みが伴うかもしれませんが、皆さんがより健康に長生きするためにも、なくてはいけない検査なんですね。

2.最新の内視鏡検査って?

最新の内視鏡検査って?
最近はチューブだけではなく、痛みが殆どないカプセル型内視鏡検査も実施されているようです。
カプセル型内視鏡とは、水分と一緒に小型カメラが付いたカプセルを飲み、そのカプセルで胃や腸の内部の写真を撮影していく、最新の検査です。
これならお子さんやお年寄りの方もあまり抵抗なく受けられますね。

3.内視鏡検査にヒートシンクが必要な理由って?

内視鏡検査にヒートシンクが必要な理由って?

当社アライドマテリアルの主力製品の一つに"ヒートシンク"と呼ばれる製品があります。
そのヒートシンクとは、熱を発生させる機械などから、熱を逃がす役割を持つ材料のことです。薄い板状のもので、大きさは大小あります。

カプセル内視には、フラッシュの役割をする白色LED、バッテリー(電池)、画像データ送信機、およびデジタルカメラなどでもよく使われる小型のイメージセンサ(CMOS)などが内蔵されています。胃や腸内の暗い場所でも明るくはっきりとした撮影を行うために、強い光のLED光源が使用されています。その強い光にはもちろん大きなエネルギーを必要とし、高い熱が発生します。その発生した熱を常に放出させるためにヒートシンクは使用されています。
もしヒートシンクが使用されていなかったら、LED光源から発生した熱がどんどん高くなってしまい、検査機械自体に不具合が生じます。
その検査機械を長持ちさせるためにも、ヒートシンクが必要なのです。

4.まとめ

今回は内視鏡検査とヒートシンクについてのお話でした。
内視鏡検査が皆さんの健康を維持するために大事だということ、そして私たちのヒートシンクが陰ながら皆さんの健康を支えているということを知ってもらえたらと思います。 次回のお話も楽しみにしていてください。

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