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携帯電話基地局とヒートシンクの役割

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ヒートシンク/ 2018/09/12

普段私たちが利用しているスマートフォンや携帯電話での通信。どのように通信しているか考えたことはありますか?携帯電話の通信は「携帯電話基地局」を経由して高速通信が行われるのですが、実は携帯電話基地局にはアライドマテリアルのヒートシンク製品が欠かせません。今回は、アライドマテリアルのヒートシンクが携帯電話基地局にどのように役立っているかご紹介します。

1.携帯電話基地局とは?

 携帯電話通信の基盤の一つが基地局です。通信基地局は主にデジタル信号処理を行う「親局」、デジタル信号を無線信号に変換する「子局」、そして無線信号を狙った方向に放射する「アンテナ」で構成されており、これらを様々に組み合わせることで効率的な通信展開を進めています。私たちはふだん目にすることはありませんが、ビルの屋上や鉄塔などに基地局は設置されています。

2.携帯電話基地局には何があるの?

携帯電話基地局には無線通信装置があります。無線通信装置は基地局の心臓部で、ベース信号を必要なレベルへ増幅する増幅器(アンプ)が複数個搭載されており、そこには高出力の半導体が使われています。
その半導体に当社の製品”ヒートシンク”が貼り付けられており、半導体から発生する熱を逃がす役目をしています。

3.無線通信装置にヒートシンクが必要な理由って?

半導体に電流を流すと熱が発生します。その熱をそのままにしておくと故障の原因になるので放熱しなければなりません。その放熱のために活躍するのが当社の製品”ヒートシンク”(放熱基板)です。
ヒートシンクとは、”熱を逃がす”という意味です。大きさは大小あります。半導体技術の進歩でシステムの効率化、小型化、省エネ化が促進され、地球環境への負担軽減にも良い影響を与えます。
半導体の進歩によって、効率よく放熱するヒートシンクが求められるようになりました。当社のヒートシンクは半導体の進歩を支え、豊かな未来の創造も担っていいます。
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4.まとめ

今回は携帯基地局とヒートシンクについてのお話でした。
スマホやパソコンでの通信には基地局が必要なこと、携帯基地局にある無線通信装置には多数の半導体があって、電波を送受信していること。その半導体部品にはアライドマテリアルのヒートシンクが使われていることをご紹介いたしました。私たちのヒートシンクが陰ながら皆さんの生活を支えているということを理解していただけたら嬉しいです。

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