株式会社アライドマテリアル

ホーム > 研究開発・サービス > 高効率タングステンリサイクル技術の開発

高効率タングステンリサイクル技術の開発

固形と粉状スクラップ共に処理可能

使用済超硬合金等のタングステン系スクラップは、酸化焙焼処理が必要ですが、従来内部まで効率的に酸化させることができませんでした。
一方、酸化力の強い硝酸ソーダを活用した手法は発熱反応であり省エネルギーですが、反応制御が困難でした。当社はこれを解決した溶融塩 溶解法の量産技術を確立しました。またイオン交換手法では従来よりも高効率なイオン種を採用する手法を確立。従来精錬では大型設備が必要でしたが、小型設備にて可能としました。更に、使用するアンモニアの回収とリユース、また排ガスの安全性を高めた技術等も合わせ、固形、粉状(研削スラッジ)スクラップ共に処理できる環境負荷の小さなリサイクル事業を実施しています。

工程(概略)

省エネ、環境負荷小、高効率で小規模でも低処理コストを実現しました。

固形と粒状スクラップを同一プロセスで処理