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タングステンカーバイドの特徴

タングステンカーバイドとは

タングステンとカーボンの結合により六方晶と呼ばれる非常に緻密な結晶構造を形成、ヤング率は約550 GPaであり鋼の約2倍の剛性です。
灰色から黒色の粉末で高硬度、高強度、高弾性等、工具材として理想的な特性を有し、超硬合金の主原料として粉末冶金法により使用されています。

特徴1硬度が高い

硬度が高い

タングステンカーバイドのモース硬度は「9」。ダイヤモンドに次ぐ硬さを誇ります。

特徴2高温強度が高い

高温強度が高い

高温化においても高い強度を保ち、また熱膨張率が低いため高温・高速環境下で使用される切削工具用原料として最適です。

特徴3腐食に強い

腐食に強い

タングステンカーバイドは非常に安定な物質であり、常温・空気中では酸化しません。 また各元素との固溶体を形成しにくく、過酷な環境下でも安定した特性を発揮します。

  • 耐酸化性

    酸素雰囲気下で粉末を熱すると約300℃で酸化が起こり、約700℃で急激に反応し酸化物(WO3)になる。

  • 耐薬品性

    水、塩酸、硫酸とは反応しないが、硝酸には溶解する。

  • 反応性

    塩素と400℃以上で反応。
    フッ素とは18℃で反応。

分子量 195.9
結晶構造 六方晶
結合炭素量(%) 6.13
比重 15.6
格子定数(Å) a=2.900
c=2.831
融点(℃) 2,747
モース硬度 9
ヤング率(GPa) 550