株式会社アライドマテリアル

新製品情報

均粒タングステン粉

当社独自の技術により従来に比較し均粒なタングステン粉の開発に成功。
低嵩化によるハンドリング性向上の他、均一なタングステン粉末層の形成等が可能となり、 膜厚制御、焼結体形成の収縮制御に効果が期待できます。

均粒タングステンカーバイド粉

スクロールで表全体をご覧いただけます。

品種名 粒度(μm) W(%) O(%) Fe(%) Mo(%) NVR(%)
W-U010 0.9~1.4 ≧99.9 ≦0.20 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01
W-U020 1.5~2.4 ≧99.9 ≦0.15 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01
W-U030 2.5~3.4 ≧99.9 ≦0.15 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01
W-U040 3.5~4.4 ≧99.9 ≦0.15 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01
W-U050 4.5~5.4 ≧99.9 ≦0.15 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01
W-U100 8.0~12.0 ≧99.9 ≦0.10 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01
W-U150 13.0~17.0 ≧99.9 ≦0.10 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01
W-U200 18~22 ≧99.9 ≦0.10 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01
W-U250 23~28 ≧99.9 ≦0.10 ≦0.02 ≦0.02 ≦0.01

粒度はフィッシャー法による平均粒径
W(%)は100からFe、MoおよびNVRを差し引いた残分
NVR:不揮発分

均粒タングステン粉の粒度分布

均粒タングステン粉の粒度分布

低ボリュームタングステンカーバイド粉

従来と比較しボリュームが非常に低いタングステンカーバイド粉を製造しております。
合金収縮率の低減、生産性の向上等、用途に応じてさまざまなメリットを提案できます。

低ボリュームタングステンカーバイド粉

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品種名 粒度(μm) T.C(%) F.C(%) Fe(%) Mo(%) 添加物
WC05LV 6.10~6.20 ≦0.10 ≦0.05 ≦0.02
WC06LV 0.5~0.7 6.10~6.20 ≦0.10 ≦0.05 ≦0.02
WC08LV 0.7~0.9 6.10~6.20 ≦0.10 ≦0.05 ≦0.02
WC10LV 0.9~1.1 6.10~6.20 ≦0.10 ≦0.05 ≦0.02
WCR05LV 6.10~6.20 ≦0.10 ≦0.05 ≦0.02 粒成長抑制剤
WCR06LV 0.5~0.7 6.10~6.20 ≦0.10 ≦0.05 ≦0.02 粒成長抑制剤
WCR07LV 0.7~0.9 6.10~6.20 ≦0.10 ≦0.05 ≦0.02 粒成長抑制剤

粒度はフィッシャー法による平均粒径
TC:Total Carbon (全炭素)
FC:Free Carbon (遊離炭素)

期待効果
  1. プレス体焼結時の低収縮(異なる粒度域WCと金型共通化)
  2. 成型圧力の低減(複雑形状でプレス体の亀裂抑制)
  3. 焼結体の大型化
  4. バッチ当たり粉末処理量増(混合工程生産性向上)
  5. 凝集減による混合時間短縮化(同上)

焼結体の大型化可能  0.8μmタングステンカーバイド粉での比較

焼結体の大型化が可能0.8μmタングステンカーバイド粉での比較

成型圧力の低減

成型圧力の低減